「メカニカルシールは修理できない」と思っている方は意外と多く、十分に再使用可能なものでも廃棄されているケースはよく見られます。
実は、この写真のように摺動材が破損している場合でも修理は可能です。廃棄前に是非一度メカニカルシール修理をご検討ください。
このように ほぼ新品同様に修理してお返しします。
- ・ほとんどの部品が交換を要する場合、また本体部品の損傷が激しい場合を除いては修理をお勧めしております。
- ・割れのある部品は新品交換となりますが、本体ごと新品購入するより大幅にコストダウンできます。
(但し、旧型製品のパーツは受注生産となりますので、新型製品の新品より高くなる場合があります) - ・修理については国内で対応しておりますので、お急ぎの場合等のご相談も承っております。
- ・最初に予備品をお持ち頂くことで、設備の故障があった際に即復旧ができ、同時に即修理対応が可能です。
こんなご要望があるお客様に修理をお勧めいたします
- 新品を購入する予算が足りない…
- 高価なメカニカルシールなので、消耗部品だけ交換して再使用したい
- 納期よりも低コストを優先したい
- 社内でエコを推進しているので、再使用できるパーツは捨てずにリサイクルしたい
その他ご要望がございましたらメカニカルシール営業部までご相談ください。
修理内容 及び修理の流れ
01 | メカニカルシールお預かり | 修理をご希望されるメカニカルシールの現物をお預かりし、受付後工場へ発送します。 ● 福岡県近隣のお客様・・・直接お引き取り または宅配にてお預かり ● 遠方のお客様・・・宅配にてお預かり ※お預かり時の送料はお客様ご負担にてお願いいたします。 |
---|---|---|
02 | 工場にて受入検査 | お預かりしたメカニカルシール 1組毎に作業指示票をつけて工程を管理します。 |
03 | 外観検査 | お預かり時の破損状態や部品点数をチェックします。 |
04 | 仮洗浄・ラップ | メカニカルシールを分解し、各パーツ及び摺動材を洗浄します。 その後、摺動面を仮ラップし表面状態をチェックします。 |
05 | 御見積り |
交換部品を選定し、御見積り致します。 ※御見積りまでにかかった検査代については原則当社にて負担致します。 新作品のご依頼で途中キャンセルとなった場合は、設計費等の手数料を頂く場合がございます。 |
受注後以下は、ご注文を頂いてからの作業となります。
06 | 仕上げ洗浄・ラップ | 細部の汚れを除去し、摺動面を鏡面ラップにて仕上げます。(全て1~2ライトバンド仕上げ) 新作部品がある場合はこの工程で行います。 |
---|---|---|
07 | 組立・検査 | 全パーツを組み込み、はめ合い部 及び作動状態などをチェックします。 |
08 | リークテスト(圧力テスト) | 基本的にはダブルシールのみテストを行いますが、ご希望のテスト方法がございましたら お申し付け下さい。(治具製作が必要な場合は別途料金・日数を頂戴致します) |
09 | 出荷・納品 |
修理品の保証について
修理品の保証につきましては、不具合が発生した際の原因がメカニカルシールの初期不良によるものであると断定できる場合のみ対応させて頂きます。
何卒ご了承下さい。